昨日は早朝のホールの抽選で半日が過ぎた。

その後レッスン。

夜は

アフターバースデーで、ミニパーティのような

リラックスした時間を過ごしたので、

お年賀状を書く時間無く、元旦迄に間に合う

か、不安になって来た。

今日は調律をお願いしている間、ずっと宛名書き。


頑張りました。

いつもの藤村さんのおかげで、

ピアノはふっくらと、優しい軽やかな音に

蘇った。

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町屋から栗平迄お越しになるのに1時間半近く

掛かられ、感謝しています。

カワイの大ベテランの調律師さんで

日本のメーカーの代表として海外の会議に

いらしたこともあったようだ。

ピアノも可愛がってあげれば、命は伸びる。

中には調律代がかかるからと放って置いては

ピアノが痛みますし、ダメになる。

又非常にピアノも湿気に左右されるため、

ジメジメした場所やお部屋には

置かない方が良い。



来年の会の伴奏者も見つけ無くてはならず、

有り難い事に、手持ち無沙汰な事は全く無い。

たまにはゆっくりなさってと、友人や

生徒さんの親御様からも言われますが、

本当に私の人生、山と、たまに谷に挟まり

身動き取れないことが起きる。


文才があれば本を書きたいほど、色々起こる。

でも一度しか無い人生、他のお方より2倍

楽しく、沢山経験をして生きられたと、

喜んでいる。

調律師さんがお帰りになるとき、既に

お月様と、一番星🌟

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良い感じに撮れました。

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雲に魅惑される。


夜は久々にドビュッシーに向き合ってみた。

1862生まれ〜1918年 56歳で亡、直腸癌

フランスの作曲家。

それまでの音階とは異なる自由な和声で、

19世紀から20世紀に、影響を及ぼした。

明日、生徒さんが名曲、「月の光」を

初レッスン。

性格的には良くなかったようですが、

娘は物凄くかわいがり、「シュシュ」のために

書かれたのが「子供の領分」

又、自然の風音、光などを色彩で表現。

又日本の、浮世絵にも惹かれて、自宅に、

北斎の「神奈川沖浪」を自宅に持ち、

有名な「海」を作曲する上で

インスピレーションを与えたようだ。

その時代から日本の美術がヨーロッパで知られ

ていたとは驚き🫢

印象派として呼ばれる事には不愉快に思っていたらしい。

でもやはり印象派と言えば、

ドビュッシー、ラベル、同じ時代はサティ、

ストラヴィンスキーなど。

詩人、ヴァルレーヌの詩に影響を受け書いたの

が 「月の光」だったり、この時代はパリの

芸術の歴史の深さを感じますね。

画家ではモネ、ドガ、セザンヌ、が同時代。

今のように世界のあちこちで、AIが発達し、

戦争をしたり核を持ったりする世で、

このように豊かな芸術家達は

生まれ無い気がする。



でも私はドビュッシーがすきです。

アメリカの黒人からのインスピレーションで

生まれた、ゴーリーウォークとか、

小さい黒人とかどうしてそんなリズムを

取り入れ作品を作ったのか、お話しして

みたかったです。


最後に二曲。

ゴーリーウォークから、お聴き下さい。

チョ・ソンジン  ピアノ

Seong-Jin Cho – Debussy: Golliwog's Cakewalk (Children's Corner, L. 113)


下は、「海」です。


https://youtu.be/gG7Btu3bQ-c?si=0BdrK6nYIjmbCA7t





では明日のためにそろそろ寝る支度を💤🌙



# 宛名書き今日は30枚
# 調律で又美しい響きが
# 久々のドビュッシー
# まさか日本の芸術が影響したとは

# 北斎
# 死因は直腸癌